メリットとデメリットをチェック!
社宅のメリットとデメリットをまとめています。従業員にとって社宅に住むメリットは何といっても家賃が安いこと!相場の1/4ぐらいで住めるので、浮いた分を貯蓄や投資に回せます。もちろん会社にとっても、税金が安くなるなど財務上のメリットがあります。ですが、デメリットもあることを忘れてはいけません!社宅の住民は同じ会社の人が多いのでオンとオフの区別がつきにくいというデメリットがあります。それが元で人間関係のトラブルに発展してしまうことも…。中にはうつ病になってしまう人もいます。
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雇用主側のメリット
社宅の導入は会社にも大きなメリットがあります。ひとつは採用枠の拡充。優秀な人材は都市部だけじゃなく地方にもいますが、地方から都市部に上京してくるとなると経済的に大きな負担がかかります。アパートやマンションを探して、家具や家電を揃えて、となると結構な金額になるので、引っ越ししなくてもよい地元で働こうと考える人も少なくありません。ですが社宅があればそのハードルをクリアできるので、場所に関係なく希望する仕事に就くことができるし、会社の優秀な人材を逃すことなく確保できるんです。
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従業員側のメリット
社宅のメリットは何といって家賃が安いことでしょう。一般的な相場よりもかなり安価で借りられるのは従業員にとっては嬉しい福利厚生ですよね。しかも、税金的にもお得になるんです。社宅の家賃は個人の収入と見なされないので、住宅手当のように手取りが少なくなることもありません。他にも会社が所有している敷地に建てられている社有社宅の場合は、住んでいる人も同じ会社の人たちばかりなので家族ぐるみで仲良くなれるので防犯面も安心です。自宅のことを気にせず仕事に励めますよ。
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よくあるトラブルもチェックしておこう
社宅に限らず、アパートやマンションに住んでいてもトラブルになることがありますが、オンとオフの区別がつきにくい社宅は特に多いようです。その中でも多いのが人間関係。住民同士が同じ会社で働いているので、会社の人間関係がそのまま家族にも影響します。例えば、「上司の家族には特に配慮しなければならない」など。もし騒音などに困っていても相手が上司の場合は会社での人間関係を気にしてしまい、なかなか注意できません。中には我慢し過ぎてうつ病になってしまう人もいるんです。
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デメリットもあることを忘れずに
メリットばかりがピックアップされていますが、当然デメリットもあります。社宅は一般的な賃貸物件よりも安い家賃で住めますが、住む場所を自由に決められません。便利な所に住みたくても、指定されている物件がもしかしたらコンビニやスーパー、学校や銀行が周囲になく不便な場所かもしれないのです。普段会社で過ごしている旦那さんは問題ないかもしれませんが、自宅で過ごす時間が長い奥さんや子どもにとっては家にいることそのものが不満になってしまう可能性もあるんです…。
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