よくあるトラブルもチェックしておこう
騒音トラブル
社宅に限らず集合住宅でよくあるのが騒音トラブル。騒音が気になる人は家族構成やライフスタイルに関係なくどこにでもいますが、小さな子どもがいる家庭は特に対象とされることが多いようです。子どもが家の中を駆け回る音が下の階に響いたり、泣き声が響いたりなどで注意を受けることが少なくありません。単身者でも音楽を聴いている音やテレビの音がうるさいと注意を受けることもあります。
でも住民が同じ職場だと騒音を注意するのって難しいですよね。仕事の人間関係に亀裂が入っても嫌だし、相手が上司だったら注意することすら難しいし…。
退去時のトラブル
自分で借りた場合は退去時の原状回復にかかる費用は最初に納めている敷金から支払います。でも社宅の場合は敷金や礼金がない会社が管理している物件なので、会社が支払うものだと思っている人もいます。特に転勤などの会社都合で社宅に引っ越す時は従業員が支払う必要はないと考えている人も少なくありません。
なので原状回復の費用がかかることに納得できずに会社ともめてしまうこともあります。社宅でも利用規約がきちんと決まっているので、その規約に則った形で費用を支払うわけですが、規約を読んでいない人や内容に納得できないという人もいるようですよ。
人間関係のトラブル
社宅のトラブルで一番多いのが人間関係。住民同士が同じ会社で働いているので、会社の人間関係がそのままプライベートにも影響するからです。
「根も葉もない噂が蔓延した」「会社での立場がそのまま家族にも反映して上司の家族に必要以上に気を遣わないといけない」などのトラブルは昔からありますが、令和になったこの時代でも同じ問題が繰り返されています。相手が上司だといい出すことすら難しいので、どちらかが退去するまで解決できないケースもあるようですね。
特に社有社宅の場合は独自のルールが設けられていることもあるので、ルールを破ってしまった時にトラブルに発展することが多いのだとか。例えば、「清掃当番を忘れてしまっただけなのに社宅中の家族から無視された」「上司の家族に挨拶をしなかったら周囲の対応が冷たくなった」など。こういうトラブルは普通の賃貸住宅なら起きませんよね。予想外の事態に家族がうつ病になってしまうこともあります。
社宅トラブルって思っているよりもたくさんあります。下記に社宅トラブルについてまとめている記事を紹介するので、社宅への入居を考えている人は一読してみてください。
- 【面倒くさすぎっ!主婦たちが体験した社宅のトラブル】
- 様々な暮らしのアイデアを紹介しているサイトが、実際にあった社宅トラブルについてまとめています。